【ナンバープレートが外れない!】ナンバープレートの外し方を解説します
一時抹消登録やナンバープレートの番号変更を自分でするときにナンバープレートを外して陸運局に提出しないといけません。
陸運局で見かける光景としてナンバープレートを外すのに手こずっている人がたまにいます。
今回の記事ではナンバープレートを外すのに手こずる原因の封印の外し方や盗難防止ボルトの外し方などを書いていきますので、陸運局などでナンバープレートを外す時に参考にしてもらえればと思います。
普通のナンバープレートならプラスドライバー1本で外せます。
ナンバープレートはどこで外せば良い?
ナンバープレートを外してしまうと公道を走れなくなります。
ではどんな場所でナンバープレートを外すか書いていきます。
- 陸運局
- 整備工場・板金塗装工場
- 自動車解体会社
陸運局
皆さんがナンバープレートを外す事になるのは陸運局になります。
陸運局では一時抹消や永久抹消をする時にナンバープレートを返却するために外します。
この時にナンバープレートを外すのに手こずる人を見かけます。
整備工場・板金塗装工場
工場の場合はリアバンパー交換やトランク交換をする時にナンバープレートを外して新しいバンパーやトランクに付け替えます。
板金塗装工場は事故車で修理をする場合にナンバープレートを外す事も多いので職人さんは慣れており綺麗に外せる人がいます。
自動車解体会社
自動車を解体する時もナンバープレートを陸運局に返却するため外さないといけません。
廃車にする車を直接、解体会社に持って行くとナンバープレートは自動車解体会社で外すことになります。
ナンバープレートを外すのに必要な工具とは?
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- 10mmのソケットレンチ
- ニッパー
- ペンチ
3、4、5はなくても外せますが錆びたボルトだと外すのに手こずるため、あれば用意する程度で良いでしょう。
ドライバーの種類について
ドライバーには1、2、3とサイズがあるのでドライバー本体を確認しておきましょう!
(上の画像は3のサイズのプラスドライバーです)
3のサイズがあれば外しやすく、マイナスドライバーに関してはサイズは気にせず用意すると外すしやすいです。
ドライバーのサイズが2でも問題なく外せます。
普通車のナンバープレートの外し方
前のナンバープレートはプラスドライバーや10mmのソケットレンチではずせれます。
後ろのナンバープレートは封印がついており外すのに少し作業がいります。
封印の外し方
封印の外し方はいろいろありますが外しやすい2つの方法を紹介していきます。
- 封印を突いて外す
- 封印を剥がして外す
封印を突いて外す
封印の真ん中をプラスドライバーで突いて外すやり方があります。
画像の赤い印の場所をプラスドライバーで何回か突いた後に左右に回すとボルトの先にハマります。
ハマった後は反時計方向に回すと封印の土台ごと回っていきますのでそのまま外せれます。
封印を剥がして外す
まず、マイナスドライバーで封印の溝に差し込んで封印をはがします。
剝がれない場合は封印の端を突いて破いていきましょう。
封印を剥がすとボルトが見えてくるのでプラスドライバーでボルトを反時計方向に回すと土台ごと回るので外れます。
軽自動車のナンバープレートの外し方
軽自動車のナンバープレートはすぐに外せれます。
軽自動車は封印などがないので前と後ろのナンバープレートはプラスドライバーで外せます。
プラスドライバーで硬くて回らない場合は10mmのソケットレンチで外してみましょう。
ナンバープレートに盗難防止用のボルトが付いている
ヤフオクや中古車オークションで車を購入した場合にあるのが盗難防止ボルトがナンバープレートに付いている場合があります。
盗難防止ボルトは専用の工具がないと外せません。
中古車を購入した時に専用の工具が入っていない場合もあり、専用の工具がない場合の外し方を書いていきます。
盗難防止用ボルトの外し方
盗難防止ボルトの外側は丸くなっている事が多く、ペンチなどでつかめないです。
丸くなっているボルトの外側を上下、鉄やすりなどで削りペンチで持てるぐらいまで削ります。(赤い線の部分)
後はペンチで反時計回りに回せば外れます。
他にはボルトに切り欠きを叩きつけて、反時計回りにマイナスドライバーで叩いていくという方法もあります。
整備工場などではグラインダーと呼ばれる工具などで削ったり、切ったりして外しますが皆さんは持っていないと思いますので上のような方法で外す事に挑戦してみましょう。
この外し方はボルトを壊すやり方なのでボルトの再使用はしないでください。
ナンバープレートの外し方のまとめ
- 軽自動車のナンバープレートは簡単に外せる
- 普通車は封印を外すのに手こずる
- 盗難防止ボルトは壊して外そう
ナンバープレートの外し方を書いてきましたが慣れている人ならプラスドライバー1本で外せれます。
陸運局に行って工具を忘れてしまってもプラスドライバーなら借りれますのでこのやり方を覚えておければ問題なく外せます。
自分で廃車することはあまりないかと思いますが、ナンバープレートの外し方を頭の片隅に覚えていたただければ役に立つこともあるでしょう。
ナンバープレートを外すのが難しいと思った人は業者にお願いしてみましょう。