【車検証の見方が分からない!】車の売却時に必要な情報は4つだけ!
- 車検証ってどんな情報が載ってる?
- 所有者欄が自分の名前ではないんだけど何故?
- 買取業者に車検証を見て答えてほしいと言われたがどこを見ればよい?
車検証って聞いたことがあるけどどんなものかわからない・・
こんな人も多いと思いますが、車を売却する時に買取業者さんに車検証の情報を教えてくださいと言われます。
実際に車の名義変更や新規登録などの車検証に載ってる情報の変更を何台もしたことがある私が車検証について解説していきます。
今回の記事では車検証の見方や車検証にはどんな内容が載っているかが分かるでしょう。
この記事を参照すると車の売却をするときに買取業者さんとスムーズに話が進むます。
業者と話をする時は車検証の上半分をみることが多いです。
車検証とは?
まず車検証は通称の呼び方で正しくは自動車検査証と言います。
この自動車検査証はいろんな情報が載っており、新車として登録された年月や部品を注文する時の大まかな番号など大事な書類です。
インターネットなどで部品を頼む時は車台番号、型式指定番号、類別番号が分かっているとだいたいの部品を頼めますが、この全ての番号は自動車検査証に載っています。
車検や名義変更などをする時には確実に必要な書類になります。
車を売却時に必要な情報は?
- 車台番号
- 車種名
- 年式
- 所有者名
買取業者の問い合わせでよく聞かれる4つの情報を解説していきます。
車台番号
この番号は他の車には代わりのない唯一無二の番号になります。
車検証の真ん中左に書いてある番号です。
この番号は車体にも打刻されており、書類と車体があってるか確認する番号にもなります。
車種名
車検証には車名として車のメーカーが書いてあります。
(トヨタ、ニッサンなど)
買取業者で聞かれる車種名は車のトランクに英語で書かれてあることが多いです。
(NOAH、SERENAなど)
車種名が分からない場合は車台番号をインターネットで打つと検索結果に表示されますので調べてみましょう。
年式
年式は車検証では初度登録年月の欄に書いている日付になります。
だいたい車検証の上の真ん中付近に載っています。
隣の登録年月日と間違わないように気をつけましょう。
所有者名
車検証の真ん中辺りにある所有者名はローン会社になっていませんか?
ローン会社になっている場合は手続きに少し時間がかかります。
自分の名前になっている場合はすんなり話が進んでいきますので安心してください。
所有者名については次の章で詳しく解説していきます。
所有者名がローン会社になっている場合
ローンで車を購入した場合は所有者名がローン会社になっています。
下のパターンがあるので確認していきましょう。
- ローンは完済したが所有者名がローン会社のまま
- ローンは残っていて所有者名がローン会社のまま
ローンは完済したが所有者名がローン会社のまま
所有者名はローンを完済しても変更されません。
車を売却するときは所有者名がローン会社のままだとできませんので一度、ローン会社から自分に名義変更をして売却が可能になります。
所有者名がローン会社になっている理由はローンの契約時に車を担保とされているために所有者がローン会社になっているからです。
ローン完済時には一緒に名義も変更しておきましょう。
(所有者がディーラー名になっている場合も同じ理由です)
ローンは残っていて所有者名がローン会社のまま
ローンが残っていると所有者名の変更はできません。
まず、ローンを完済してからになりますので一括で払うことになります。
それでも車を売却したい場合はローン会社や買取業者に相談することをオススメします。
対応してくれる時もありますので一度聞いてみると良いでしょう。
車検証を見ていきます
- 自動車登録番号
- 登録年月日
- 初度登録年月
- 自動車の種別
- 用途・自家用か事業用の別
- 車体の形状
- 車名・乗車定員
- 車両重量・車両総重量
- 車台番号
- 長さ・幅・高さ
- 前前軸重後後軸重
- 型式
- 原動機の型式・総排気量・燃料の種類
- 型式指定番号・類別区分番号
- 所有者の氏名と住所・使用者の氏名と住所
- 有効期間の満了する日
- 備考
少し長いですが簡単に説明していきます。
自動車登録番号
ナンバープレートの番号になります。
車の手続きをする時はこの番号を書くことが多いです。
登録年月日
中古車新規登録、名義変更、車検を通したときなどの車検証を更新したときの発行日が載っています。
初度登録年月
新車として初めて登録した年月がわかります。
年式を見る時はこの部分をみます。
自動車の種別
乗用車の場合は普通か小型になります。
用途・自家用か事業用の別
乗用、貨物、特種、乗合などの種類がありますが、皆さんは乗用となっていることが多いです。
車体の形状
箱型、ステーションワゴンなどの種類があります。
車名・乗車定員
車名はメーカー名になっています。(トヨタ、ニッサン、スズキなど)
乗用定員は何人乗りになっているか記載されています。
車両重量・車両総重量
車の重さになっており自動車重量税の基準になっていますので、計算したい時はこちらに記載されている重量を確認しましょう。
車両総重量は一人55kgで計算されています。
今回の場合は車両重量と乗用定員5人なので275kgプラスされた重量が車両総重量になります。
貨物の場合はさらに積載重量がプラスされます。
車台番号
こちらはこの車の唯一の番号になります。
部品の注文や各種手続きに必ず必要になる番号です。
長さ・幅・高さ
車両の大きさになります。
車庫証明を申請する時に必要です。
前前軸重 後後軸重
前前はフロントの軸の重さ、後後はリアの軸の重さになります。
型式
型式の前側のアルファベットは排気ガスの記号になります。
このアルファベットで排気ガスの基準数値がわかるようになっております。
型式の後ろは車台番号の前の部分になっている事がほとんどです。
(外車は少し違います)
原動機の型式・総排気量・燃料の種類
原動機の型式はエンジンナンバーといわれるものです。
エンジンに実際にこの番号が打刻されています。
総排気量は簡単に言うとエンジンの大きさで、この数値で自動車税の金額が決まります
燃料の種類はガソリンや軽油などがあります。
型式指定番号・類別区分番号
こちらの番号は部品を頼むのに便利な番号です。
車台番号だけでも部品は注文できますが、こちらの番号を伝えておくとさらに適合があっているか確認できます。
所有者の氏名と住所・使用者の氏名と住所
ローンで車を購入した場合は所有者にローン会社で使用者が持ち主に記載されます。
所有者が自分の名前だと車両の売却などが自由にできるようになっています。
車両を売却する時はしっかり確認しておきましょう。
この車検証は所有者と使用者が一緒などで使用者欄が***この記号で表示されています。
有効期間の満了する日
車検の有効期間の日付です
フロントに貼ってあるステッカーと同じ日付になっています。
備考
いろんな情報が載っていますが、車検を受けたときの走行距離などが載っています。
昔はメーター改ざんが多かったのでこのように昔の記録をするようになりました。
- メーター改ざんとは
- メーターを本当の走行距離よりも走っていないようにする改造のこと
一度、経験したのはメーターが7万kmで表示されていたのに実際に調べると14万km走行していたことがありました。
過去の業者専門オークションのデータで発覚したそうです。
車検証のまとめ
- 車検証はいろんな情報が載っている
- 所有者名はしっかり確認
- 所有者名がローン会社なら名義変更をしておこう
- 車種、年式、車台番号、所有者名が分かると売却時にスムーズに進む
車検証について解説してきましたが、車検証は情報が多すぎてどこを見ればよいか分からなくなることが多いです。
しかし見る場所が分かっていると便利ですし、貴重な情報が得られます。
その為に買取業者は車検証の情報を聞いてきます。
車検証の見方を知っていると車の売却時や名義変更などの手続きを業者に頼む時は、スムーズに進むので覚えておくと便利です。
車の売却は急に訪れたりするので軽くでもいいので覚えておきましょう。