【水没車ってどんな車の状態?】水没車の見分け方を教えます!
台風で車が水に浸かってしまったんだけど・・
自然災害により駐車場が水浸しになることはあります。
愛車が水に浸かってしまったけど、車のエンジンをかけて良いかどうかの判断はなかなか知識がない人には難しいです。
中古車オークションなどで水没車を見てきたことがある私が水没車の基準を書いていこうと思います。
この記事では、水没車の判断基準や水没車になってしまった時の対応などを書いていますので参考にしてください。
水没車の度合いによっては売却を考えよう!
水没車をすぐに売却したい人はカーネクストに依頼して相談してみましょう。
水没車ってどんな車?
自然災害によって室内フロアより上に浸水してしまった車のことになります。
水没車にも種類があります。
- 室内底面までの浸水
- シートクッション上部までの浸水
- ダッシュボードまでの浸水
室内底面までの浸水
室内底面までの浸水はフロアマットに浸水の跡があり、修理はまだできますが電装系統の故障がある可能性があります。
車によりますが内装クリーニングやフロアマットの交換だけで済むこともあります。
シートクッション上部までの浸水
シートクッションまでの浸水があるとエンジンルーム下部も浸水しているのでエンジン関係の部品が故障している可能性があります。
内装もシートやシートベルト類などの交換が必要になることが多いので修理が高額になります。
廃車を検討した方が良い事が多いです。
ダッシュボードまでの浸水
ここまで浸水すると廃車にした方が良いでしょう。
エンジン、ミッション、電装系統など故障していることが多く修理が高額になります。
水没車の判断の仕方
- カビ臭い
- フロアマットに砂埃やシミ
- スイッチ類に粉状のものがある
- シートクッションにシミ
- シートベルトにシミ
- 室内にサビた跡
カビ臭い
水没した車はフロアマットやシートに泥などが付着しておりカビっぽい匂いがします。
水没してしばらく経った車に乗ったことがありますが、カビ臭い匂いがして一発で水没車だと分かるような車でした。
フロアマットに砂埃やシミ
水没すると室内にどこまで水が入ってきたか分かるぐらいに内張りやフロアマットにシミができます。
水に浸かった所と浸かってない所で色が違うので判断しましょう。
シートクッションにシミ
こちらはシートの横に水が浸かった所までシミができるので水没車かどうか分かります。
シートなどはカビ臭いこともあるのでそれでも水没車か判断できます。
シートベルトにシミ
室内に水が侵入するともちろんシートベルトにもシミができます。
表面を綺麗にしてもシートベルトを最後まで引っ張るとシミができていることもあり、これで水没車か判断できます。
室内にサビた跡がある
車内は基本、水などが入ってこない設計になっているため室内のボルトやナットがサビていると水没車の可能性が高いです。
他にはエンジンルームなどを確認してサビていないかを点検しましょう。
車が水没してしまったらどうする?
台風やゲリラ豪雨によって自分の車が水没してしまうこともあります。
そうなった場合の対応を書いていきます。
- 車の室内を確認してどこまで浸かったか確認
- ボンネットを開けてエンジンルームの中を確認
- 業者に連絡
車の室内を確認してどこまで浸かったか確認
まず、鍵を開けて室内を確認しましょう。
室内の様子を確認してどこまで浸水したか見てみましょう。
泥などで汚れていたり、水が侵入していることもあります。
※エンジンは始動しないで下さい!
ボンネットを開けてエンジンルームの中を確認
エンジンルームの中も、どのあたりまで水が浸かっているか確認しましょう。
フロントバンパーの辺りからも覗いて見るとわかります。
業者に連絡
今の状態で車が乗れるか分からない場合は近くの整備工場やディーラーに連絡してみましょう。
車がダッシュボードまで水に浸かっていたり、車が汚れすぎて乗り換えを検討した人は廃車買取業者に連絡しましょう。
廃車買取業者はレッカーの手配などはしてもらえますが、整備工場やディーラーは業者によるので相談しましょう。
水没車のまとめ
- 車の室内に水が浸入したら水没車
- 水没車の可能性があるならエンジンは始動しない
- 車の現状が分からない場合は整備工場やディーラーに相談
水没車になってしまったら修理は高額になることが多く、ほとんどは廃車になる事が多いため、大きい台風の後の中古車オークションは水没車がよく出品されています。
水没車の買取は廃車買取業者によっては無料でして貰えますし検討してみるのもよいでしょう!