車の知識

【水没車を購入したらどうなる?】実際の体験談を書いていきます!

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「水没車は安くても購入しない方がよい・・」

このような言葉を耳にしたことがありますでしょうか?

水没車に乗っていると思わぬ故障が発生したり、多くの修理代金を払うことになってしまいます。

実際に水没車の購入と車検を通したことがある私が解説していきましょう。

この記事では実際に水没車を購入してしまったらどうなるかを書いていきます。

記事を参考にすると水没車がどれほどヤバい車かがかわかるようになります。

水没車を購入してしまうと多くの修理が必要になるので気をつけましょう。

水没車が分からない人はこちらの記事へ

水没車を購入してしまった・・

今回は中古車輸出業者で働いている時に会社が実際に水没車を購入した話になります。

購入した車両ですが・・

  • 平成26年式 ミニ
  • 海外に輸出するため
  • 中古車オークションで購入
  • 輸出するための検査で水没車と発覚
  • 輸出できないので社用車として国内で使用

このような経緯で知らない間に水没車を購入してしまいました。

中古車オークションで購入した状況

このタイミングでは水没車と気づかない程度の綺麗さでした。

中古車オークションの評価は4点あり、普通の車です。

オークションでは水没車なら出品票の方に記載される様になっていますが記載もなく、見た目も綺麗でカビ臭い匂いなどもありません。

輸出するための検査で発覚

海外に輸出する時には国にもよりますが検査が必要なこともあり、この検査で水没車と判定されました。

検査の人が言うにはセンターコンソール付近をばらしたら、中がサビていたとのことです。

この検査で不合格になり輸出できないので社用車になることが決定しました。

社用車にするために車検を通します

水没車と判定されたミニですが、中がサビているところ以外は問題なく動きます。

輸出する予定でしたので、書類の変更などに時間がかかりましたが車検を受ける準備をしました。

問題なく車検は受かり、水没車でも車検を通せることを知りました。

ミニが社用車になります

車検を通せた社用車のミニですが保険の契約などを済ませて乗る準備へ

社用車になった初日でミニが動かなくなりました・・・

オートマなんですがDに入れてアクセルを踏んでも動かず

動かなくなった次の日は動いたりして不安定な状態です。

原因はコンピューター?ミッション?

一度、水に浸かった車なのでなかなか検討が付きにくいです。

現在はどこが悪いか業者に調べてもらっています。

水没車には気をつけよう

今回の場合は知らずに購入してキャンセル期限が過ぎておりどうしようもありませんでした。

水没車は室内に水が入っており、室内にはコンピューターや電子機器などが入っているので急な故障がおきたりします。

乾かしても電子機器が壊れているかの確認はしにくいです。

修理代が高くなることもあるので水没車はオススメできません。

水没車が出やすいタイミングは?

台風があった2,3週間後には水没車が出やすいです。

強い台風があった時は冠水してしまう地域があります。

冠水してしまった地域の隣接した中古車オークションには水没車が出やすいです。

台風がきたタイミングに中古車を購入する場合は気をつけましょう。

愛車が水没してしまったら

基本は廃車買取業者で買取してもらった方が良いです。

ですが、室内に浸水した範囲によってはクリーニングして乗れることもあります。

車によってはクリーニングに10万円ほどかかってしまうことも

室内クリーニングを自分でしてもカビ臭いのはなかなか取れないのでプロに任せた方がオススメです。

水没車の買取を考えたらこちらの記事へ

水没車のまとめ

  • 水没車と知らずに購入することもある
  • 電子機器にダメージがあると壊れやすい
  • 台風がきた時には水没車が出やすいので注意!

水没車について書いてきましたが、最初は水没車と気づかずに購入してしまいました。

水没車は急に故障してしまうことがあります。

購入しないように気をつけましょう。

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