【自動車税って還付される?】還付金の条件と受取の仕方を解説

廃車する時に自動車税が還付されると聞いたけど本当?
車を乗っていても自動車税についてはよく分かっていない人は多いです。
実際に自動車税の還付を受け取ったことがある筆者が自動車税について書いていきます。
この記事では自動車税の還付の条件や自動車税について書いていきますので参考にしてください。
廃車する月によって還付できるか変わります。
自動車税って何?

自動車税は車を保有している人にはわかりますが、毎年5月に税金の通知が届く税金になります。
排気量によって税金の額が変わり、初年度登録から13年超えている車はプラス15%した額になっています。
4月1日に車を保有している持ち主に翌年3月31日までの1年分の税金の支払いが5月に手紙として届く仕様になっております。
先に1年分の税金を支払うようになっており一時抹消などがあればその都度、還付していくような税金の制度です。
(軽自動車は自動車税が還付されないので注意しましょう)
自動車税は還付される?

自動車税は一定の条件を満たせば還付されます。
還付される条件ですが・・
- 車を廃車にする(一時抹消登録、永久抹消登録)
- 地方税の支払いに遅延がない
- 3月に廃車をしない
車を廃車にする(一時抹消登録、永久抹消登録)
自動車税の還付をするには廃車にしないと受取はできません。
車検が切れても一時抹消登録をしないと自動車税の請求はきますので気をつけましょう!
地方税の支払いに遅延がない

住民税などの地方税に支払いが遅れていると、自動車税が還付されないことがあります。
自動車税も地方税になるため、他の地方税の支払いが滞っていると滞っている方の地方税の支払いに使われてしまうことがあるため、還付されません。
税金の支払いは済ませておきましょう。
3月に廃車をしない

自動車税の還付は月単位でしか還付されません。
自動車税の支払ってる期間は4月1日~翌年3月31日の1年分のため、3月に廃車手続きをしてしまうと最後の1ヶ月分は還付されないため受取できません。
廃車する月にも気をつけましょう。
自動車税の還付は廃車手続きをしておけば、1~2ヶ月後に車検証に登録されている住所に還付の紙が届きますので指定の銀行などで受取もしくは支払いができます。
廃車手続きが終わったらしばらく待っておきましょう。
(名義変更では還付されないので注意)
業者に廃車をお願いする時の注意点

自動車税の還付をするには廃車にしないといけません。
自分で廃車をできる人は問題ないですが、ほとんどの人は業者にお願いする事が多いのでその時の注意点を書いていきます。
- 査定額の中に税金の還付が入っている
- 税金還付があるのにしない業者もある
査定額の中に税金の還付が入っている

ほとんどの買取業者が当てはまりますが査定額の中に税金の還付が入っている事が多いです。
皆さんも見たことがある買取会社のサイトに載っている査定額は税金の還付も入っているのがほとんどです。
買取額の詳細が載っている用紙に税金の還付の欄があるので見てみましょう。
(税金の欄がない場合は車体価格に入ってる場合もあります)
税金の還付があるのにしない業者もある
買取業者の中でも税金の還付をお客さんに渡さない業者もあります。
お客さんに言わずに税金を受け取る業者もいるので気をつけましょう。
自動車税の還付金の受け取り方

自動車税の還付金は銀行や郵便局の窓口、口座振込なので受け取れます。
廃車手続きをした1~2か月後に住んでる都道府県から封筒かハガキで「自動車税過誤納金還付充当通知書」と書かれた書類が届きます。
こちらが届いた後に銀行や郵便局の窓口で受け取る場合は
- 自動車税過誤納金還付充当通知書
- 身分証明書
- 印鑑
があれば銀行や郵便局で受け取りできますので準備しておきましょう。
口座振込の場合は詳しくは各都道府県の自動車税事務所に聞いてみましょう。
自動車税のまとめ

- 自動車税は5月に届く税金のこと
- 自動車税の還付は月単位での金額
- 自動車税の還付をするには廃車をする事が前提
- 廃車を業者に頼む時は税金の還付は査定額に入っている事が多い
- 軽自動車は自動車税が還付されないので注意!
自動車税は移転登録では還付されないので注意しましょう。
※移転登録は名義、住所などの変更手続きになります
自動車税は条件を満たせば還付されますので業者に騙されないようにしっかり受け取りましょう。